毎年、学年末が近づくこの時期になると、なんとなく落ち着かない気持ちになります。
学校では、子どもたちの発表会や音読、作文、生活発表などが行われ、
「この1年間でできるようになったこと」や
「おうちの人への感謝の気持ち」をテーマにした発表がたくさん。
どれも派手ではないけれど、子どもたちが積み重ねてきた1年の努力や成長が、静かに伝わってきます。
そんな姿を見ながら、私はふと考えました。
「私は、この1年、子どものできるようになったことをちゃんと見ていたのだろうか?」
できなかったことばかりが気になってしまう

学年末になると、どうしても頭に浮かぶのは「まだここができていない」「もう少し頑張ってほしい」という思い。
周りの子と比べたり、来年度のことを考えたりして不安になることもあります。
頭では分かっていても、つい“足りないところ”ばかりに目が向いてしまう自分がいました。
子どもは、自分の成長をちゃんと分かっている
参観日の発表で印象的だったのは、子どもたち自身が「前はできなかったけど、今はできるようになったこと」をきちんと言葉にしていたこと。
私たち親よりも、もしかすると子ども自身のほうが、自分の成長をしっかり感じ取っているのかもしれません。
できるようになったことを、当たり前のように受け取っていたのは、もしかして親のほうだったのだと気づかされました。
親への感謝の言葉にハッとする

「いつもありがとう」「見てくれてありがとう」
そんな言葉を聞くと、嬉しい気持ちと同時に少しだけ反省もします。
できていないことばかりに目が向いて、できるようになったことを十分に認めてあげられていなかったかもしれないと感じました。
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できるようになったことを見るのは、練習がいる
正直に言うと、できるようになったことに目を向けるのは意識しないと難しいものです。
どうしても、できないことのほうが目につきやすいからです。
だから私は、学年末になると「去年の今ごろ」を思い出すようにしています。
あの頃と比べて、今はどうだろう。
そうやって振り返ると、小さくても確かな成長が、いくつも見えてきます。
学年が変わる前に、親の気持ちも整える

新しい学年に向けて準備が必要なのは子どもだけではありません。
親の気持ちも、少し整えておきたい時期です。
「まだ足りない」ではなく、「ここまで来た」。
そう思えるだけで、子どもを見る目やかける言葉が変わってくる気がします。
まとめ|この1年を、ちゃんと認めてあげたい
できなかったことより、できるようになったことを見る。
それは、子どものためだけでなく、親である自分のための練習でもあると思います。
不安になるのは、真剣だから。
でも、立ち止まって振り返ってみれば、この1年で積み重ねてきたものは、ちゃんと残っています。
学年末の今だからこそ、「ここまで来たね」と、親子で認め合える時間を大切にしたいですね。
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